第42回日本乳腺甲状腺超音波医学会学術集会 会長挨拶

橋本 政典

第42回日本乳腺甲状腺超音波医学会学術集会

会長 橋本 政典

(JCHO東京山手メディカルセンター外科・副院長)

2019年5月25日、26日にJABTS42(第42回日本乳腺甲状腺超音波医学会学術集会)を東京で開催させていただくことになりました。JABTS42は5回目のUltrasonic Weekとして日本超音波医学会第92回学術集会(会長 杏林大学 森秀明先生)、腹部エコー研究会、日本母体胎児医学会産科超音波セミナーとの同時開催になります。

私は、安田秀光先生(当時 国立国際医療センター)が2004年に開催したJABTS12の事務局を担当させていただきました。それからちょうど15年が経過し、体表超音波検査の領域では、エラストグラフィ等の新しいモードの普及や、従来からのBモード画像、フローイメージング等の改良、さらには画像管理システムの普及もあって、より多くの情報が診断のために使用可能になっています。

超音波検査がこれまで通りこの領域の画像診断のゴールドスタンダードであり続けるためには、これらの情報が客観的で、再現性があり、簡便に得られかつ共有できる必要があります。客観性や再現性を得るためには、検査の標準化、精度管理、そのうえでの教育といったことが重要になります。そういう意味でガイドラインの作成を始め、JABTSがこれまで続けて来た活動は大変重要であり、これからもその精度を上げていかなければなりません。

今回の共通テーマは「トライアングル color トライアングル」です。もとよりJABTSも、乳腺及び甲状腺疾患等の超音波診断学の分野で医師・技師・理工学研究者の三者が診療・研究そして教育の面で協力し、国民の福祉に寄与していくことを活動の目的としております。改めてその原点を認識しつつ、超音波診断学の可能性、新たなエビデンス創出のための標準化、さらには普及・教育等について活発な議論を期待したいと思います。

日本超音波医学会ともどもUltrasonic Week 2019として多くの皆様方にご支援、ご参加を賜りますようお願い申し上げます。

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